
タバコを吸ってると勃起障害になるってマジ?
普段喫煙している男性なら、「メンソールのタバコを吸っているとインポになる」とこんな噂を一度は耳にした事があるのではないでしょうか?
タバコがペニスに対して及ぼす悪影響はインポになる大きな要因と言っても過言ではないくらい重要となってきます。
とはいえ、タバコとEDというと、口と陰茎ということで器官の位置的にも遠いですし、直接的な関係性がピンと来ない人も多いとは思いますが、今回はこれについて分かりやすく説明していきたいと思います。
結論を言うと、因果関係は証明されていない
さて、冒頭では少し大げさに言いましたが、実は現時点ではタバコと勃起不全との関係を裏付けるような科学的な証明はなされていません。
そのため、はっきりとはタバコを吸うとEDになると答えることができません。
しかし、これはタバコ擁護派の屁理屈のようなもので、因果関係は証明されてはいないものの、強い相関関係が指摘されています。
実は、EDの患者には不思議なことに喫煙者が多いのです。少なからず悪影響を及ぼしていると考えるのが妥当でしょう。
実際、海外のタバコパッケージにはそのような文言や写真が添えられ喫煙者に注意を促しているケースも多く見られます。
ちなみに、メンソールのタバコが特にインポになりやすいという噂がネット上で流れているみたいですが、これは嘘なのでメンソールのハッカ味が好きな人たちはひとまず安心していただいて結構です。
タバコが陰茎に及ぼす悪影響とは
さて、タバコとEDの因果関係についてはっきりとは答える事はできませんが、喫煙には以下のようなリスクが伴います。
- ニコチン
血管を収縮する効果によってペニスに血液が届かず勃起がげられる。
ペニスの血管はもともとが細いので特に影響を受けやすい上に血管は老化でも傷むので老年・壮年になればなるほど影響が色濃く現れます。 - 窒素酸化物
タバコを吸うと、体内のビタミンやミネラルが大量に消費される。
体内の栄養が消費されることによって結果的に勃起不全に陥る。 - 一酸化炭素
精巣内に一酸化炭素が過剰に作られることによって精子の元になる性祖細胞が自滅し、男性不妊症に陥りやすい。
以上の要因が関係してEDが進行するものとされています。
タバコとセックス、どっちをとる?
糖尿病ほどではないですが、タバコによる健康阻害や精子の奇形や染色体異常が増えたりというのは特に家族がいたり若い人だったりする場合は深刻ですね。
タバコを取るかセックスを取るかというのは究極の二択質問という感じですが、子供のことやEDのことを本気で心配するなら、禁煙するためのちょうど良い機会とも言えるかもしれません。